こんにちは、ディレクターの清瀬です。
今や、「WEB戦略=経営戦略」と言えるほど、企業にとってホームページは欠かせない経営ツールになっています。
ただし、ホームページを開設しただけでは宝の持ち腐れです。
『Googleアナリティクス』などの解析ツールで「アクセス解析」を行い、集客や業績UPにつながるより効果的な経営戦略を立てられているでしょうか?
でも、「アクセス解析は難しい」、「どこを見たらよいのか分からない」という方も多いかもしれません。
そんな時は、まず4つのポイントから始めてみましょう!
【ポイント1】 直帰率・離脱率を改善
直帰率とは、ユーザーが訪問した最初のページだけを見て離脱した割合のこと。
離脱率とは、WEBサイト内の全セッションのうち、ユーザーが検索行動を終了した割合のこと。
Googleアナリティクスの場合、[ 行動>サイトコンテンツ>すべてのページ ] で、各ページの直帰率や離脱率を確認することができます。
これらの数値は、業種によっても差がありますが、おおむね55~65%が平均値です。
いくらページビュー(ユーザーがWEBサイトを訪れた数)が多くても、直帰率・離脱率が高いサイトは、穴の開いたバケツに水を入れているのと同じで、成果にはつながりません。
- 最初に訪れたページで魅力的と感じられなかった。
- 次の行動を促すコンテンツがない。コンバージョン(問い合わせ、購入などWEBサイトにおける最終的な成果)につながる魅力がない。
- ユーザーが期待している情報やコンテンツがない。
などの原因が考えられ、改善が必要です。
【ポイント2】 スマホ対策ができているか?
ユーザーの多くは、WEBサイトをスマホで見ています。
そのため、パソコンやスマホなど、デバイスに合わせた“レスポンシブ対策”ができているかどうかで、成果に大きな差がでます。
貴社のホームページは、スマホでも使いやすく見やすいでしょうか?見る価値のあるサイトになっているでしょうか?
[ ユーザー>モバイル>概要 ]で、ユーザーが貴社WEBサイトをどのデバイスで見ているかを確認してみましょう。
【ポイント3】 流入経路を確認
アクセス解析では、ユーザーがWEBサイトに訪問する際の流入元を知ることができます。
この時に、より精度の高いアクセス解析をしたいならば、URLに「パラメーター」を設置することをおすすめします。
WEBサイト訪問の直前に閲覧していたページのURLや広告チラシに「パラメーター」を付与しておけば、ユーザーがどの媒体・どのページからWEBサイトへ訪問したかが分かります。
ただ、URLで表示すると長い文字列になり、怪しいサイトと思われがち…。
そんな時は、2次元バーコードに変換すれば解決できます。
自社WEBサイトへ訪問した流入経路や反応の良い経路を知ることで、より大きな成果につながる対策を立てられます。
【ポイント4】 重要コンテンツの改善
最後は、流入キーワードに沿ったコンテンツになっているかどうか、売りにしているものがしっかりとサイトで紹介されているかを確認しましょう。
ユーザーが知りたい情報、それによって行動したくなる魅力的な情報がアップされているでしょうか?
ユーザーの反応が高いページがあれば、その情報を強化することで成果につながります。
この4つのポイントを改善・検証を行えば、きっとコンバージョンは増えていくはず。
まずは、一つずつ実践してみてください!
また、パークでは、難しいアクセス解析を簡単ひとまとめにレポート集計してくれる、WEBの決算書「SEE-SAW」もご提案しています。
WEB解析でお悩みの方、ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。