TALK WITH PARK

no.1

株式会社サムエンジニアリング

TITLE

功績を多くの人に伝えるために、できること


トークする人

株式会社サムエンジニアリング
代表取締役 南 和夫 様
総務部経理 課長 山田エメリ 様

株式会社パーク
代表取締役 小林 永
アシスタントプランナー 上森 太輔


今回制作させていただいた 株式会社サムエンジニアリング様HP

ありがとうございます。とても嬉しいです。

なるほど。営業営業していないというか、そんな感じがして好感が持てたんですよ。

いろんな会社の方とお会いしても、どうやってCMを出稿してもらおうかとか、そういう考え方が優先することは全然なくて。コミュニケーションをとっていくうちに、「この会社の課題はなんだろう」、「どうすればその課題を解決できるだろう」という考え方が先に来るんです。
そしてお手伝いできるタイミングが来たら、全力でできることをやらせて頂くというスタンスです。初めて南社長とお会いした後も営業らしいことは一切しなかったのも、そんな考え方からなんです。

私たちの仕事は内容が特殊なので、理解してもらうことがすごく難しい。町内の方ですら、トラックが頻繁に出入りするけれど、何をやってる会社なんだろう? と思っている人が多いでしょう(笑)。
「災害から日本を守っている会社が富山にあるんだよ」ということを皆さんに知ってもらうためにも、ホームページやコマーシャルを使って、世間の方々に伝えていく必要性があるのかなと思い始めた時に、富山第一高校サッカー部への協賛の集まりでパークの小林社長と出会って、真剣に私の思いを聞いてくださって、そこからパークさんとの関係性が始まったんです。

ありがとうございます。ホームページを依頼してくださったときには、山田さんの後押しもあったとお聞きしました。

パークさんから定期的に届く「PARK PRESS」がいつも楽しみで、会社の報告やお知らせが書かれたものなんですが、デザインがすごく好きで、全部読んでしまうんです。
しかも毎回いろんなパターンのデザインが見れるので、毎号保管しているくらい大切にしていて。「ここに頼めば、面白いものができそうだな」という期待感がずっとあって、ホームページをつくる話が出た時には、すぐに社長に提案しました。

四半期に一度発行している『PARK PRESS』

自分たちの仕事を見て、声をかけてもらえるというのは、本当に嬉しいことですね。南社長とも何度かお話しする機会があったので、「解決すべき課題はなんだろう」とずっと考えていたので、お話を頂いたときにやるべきことは明確でした。

「お金が欲しければ、お金を忘れろ」っていう言葉がありますけど、お金目当てで働いている人はやっぱりわかっちゃうんですよね。儲からないと思えば、すぐに手を抜いてしまうわけです。
私が土石流の防護策を開発した時にも、信頼する大学教授の方から、「力を貸してほしい」と話をもらって、「日本のためになるなら」という思いで、必死に昼夜問わず試行錯誤を重ねてきた結果、今のサムエンジニアリングがあります。パークさんにも、同じ雰囲気を感じたので、信頼を持って依頼しました。

南社長もおっしゃられた通り、僕もなんとなく人と話してると、この人って信頼できそうだなとか、価値観が近そうだなとか、苦手なタイプだなとか(笑)、そういうところには自分でも敏感だと思っていて、南社長とお話しした時には、この方はおそらく仕事を通じて社員のことを大事にしていて、頑張っている子どもたちにも、人として、先輩として支えたいという思いを持っている方だなと。
お仕事をさせて頂くようになって、その時の自分の感覚は間違っていなかったなと感じますし、うちのスタッフにもこんな素敵な会社を知ってほしいという思いがあります。

担当させて頂くまでは、何をされている会社なのかはっきりわかっていませんでした。ただ初めてお伺いした時に感じたのは、「なんてきれいな会社なんだろう」と、まずそこに驚きました。オフィスも工場も含めて、本当に整理されていて、配置などもすべて理にかなっているなと感じたんです。
ホームページを制作させて頂くことになった時も、できるだけその様子を伝えたくて、イラストで会社の中身がわかるものにしようとアイデアが浮かびました。

技術屋としては、中身を見せるというのは本来は避けたいところなんですけど、出来上がってみるとすごく良かったなと感じます。子どもが見ても、ひと目でどんな会社かわかるし、身近に感じてもらえるレイアウトだなと思います。

おしゃれとかかっこいいが正義ではないと思っていて、目的を叶えるためのホームページであるべきだと思っています。工場のきれいさには、やはり生産の効率性や女性社員の働きやすさ、そしてミスのないしっかりとした製品をつくるといった南社長のイズムが表れていて、それがお客様の信頼につながっているという部分を伝えたいなと思いました。

心遣いというか、お客様の製品を大切に預かっているという姿勢を、会社に来て頂くだけで感じ取れるような環境をつくりたいと常に思っています。

何よりも社長が率先してゴミを片付けたり、どんな人にも笑顔で接したり、自分から動かれている姿を社員は見ているので、私たちも負けていられないなと(笑)。社長がやらなくて良いくらい、私たちが先にやろうという気持ちがみんなに生まれるんだと思います。

素晴らしいですね。もしも会社や社長が嫌だったら、そんな気持ちは生まれないと思いますし、お互いに謙虚な気持ちを持って接してらっしゃるので、すごく自然体というか。いつも感心しています。

こちらもパークさんとお仕事させて頂く中で感じるのは、レスポンスがすごく早くて、スムーズにやり取りができるなと。わからないことがあっても聞きやすい空気感をつくってくれるので、遠慮なく質問できたり、こちらの思いを伝えやすいんです。

例えば、窓口になる方が社長とすごく距離があって、社長の機嫌を伺うために、「何パターンか出してほしい」と依頼されるケースがあるんですが、それでは何も見えてこないし、つくりようがない。
けれど、山田さんは具体的にイメージを伝えてくださるので作り手側としてもやりやすいですし、その思いに応えようという気持ちになります。それは、社長と社員の方が同じ方向を向いている証なんじゃないかなと感じます。

社員の気持ちや体調を把握するというのはすごく大事だと思っています。時間を見つけては工場に顔を出して、一人ひとりの動作とか、表情を見ています。悩んでいる顔をしていたらすぐにわかるので、帰り際になんとなく話しかけて、たわいもない話から気持ちを聞き取るように心がけています。社員の頑張りがあって、今のサムエンジニアリングがある
今までは、防災というテーマの中で、世の役に立つものを開発して、その製品をデビューさせることで手一杯でした。ただ、これからを支えていく社員のためにも、私たちがやっていることを世間にアピールしていくことにも目を向けていきたいと感じています。

これまでのサムエンジニアリングさんの功績や取り組みを、たくさんの人に知ってもらい、後世に残していくことは、とても重要なことだと感じます。そのためにお手伝いできることが僕たちにはあると思っています。これからもよろしくお願いします。

こちらこそ、期待しています。