こんにちは、パークスタッフです。
ニュース、街なかのポスター、企業の名刺から子どもたちのラジオ体操カードにまで登場しているSDGs(エスディジーズ)。
SDGsは “持続可能でよりよい社会” の実現を目指して2030年までに達成すべき17のゴールと169のターゲットからなる世界共通の目標です。
SDGsでは、leave no one behind = 誰一人取り残さないことに焦点を当て、人間、地球、豊かさ、平和をパートナーシップをもって目指している点が特徴です。
SDGsは子どもたちにも広がっています
私の息子も『3 すべての人に健康と福祉を』から、ペットボトルキャップを集めてワクチンに変える取り組みを保育園で行っているそうです。
方法に賛否はあるかもしれませんが、今まで知らなかったことを子どもたちが知り、他者を思ったり、視野を広げたり、物事に前向きに取り組むことは重要だと私自身は思っています。
SDGsは特定の課題やテーマ、縦割りなどの枠組みに縛られない
SDGsはそれぞれのテーマを横断したり、連環を考えたり、得意分野を活かして “みんな” で目標を達成する視点が大切です。
さらに、「ワクワク感」を丁寧に設計したり、「持続可能な未来」について “人間” だけではなく “地球環境” も豊かに、平和になるアクションを発想することも重要なポイントです。
そうは言ってもなかなか身近には思えないよ。
何から取り組んだらいいの?
そんな方へのヒントに「SDGsウェディングケーキ」モデルを紹介します。
SDGsウェディングケーキモデルについて
SDGsウェディングケーキモデルとは、SDGsの概念や目標同士の密接な関係性を「ウェディングケーキ」の形になぞらえて示した構造モデルです。
「環境」「社会」「経済」というシンプルな3つの階層の中に、SDGsの目標が分かりやすく表現されています。
地球を支える “土台” に山や海、水や気候などの「環境」があり、その上に私たちが暮らす「社会」が成り立ち、さらに上に「経済」の発展があります。
SDGsは、最後の『17』がミソなのですが、3つの階層の密接な関わり合いを「パートナーシップ」が中心軸を貫くことでつながりを導き、目標達成を下支えしています。
このモデルは、横ならびの個別目標の集合体に見えがちな SDGs のゴールたちを “関連付けて考える” きっかけをくれます。
例えば、雨は地表に降り積り、地面や川を流れて、最終的には海にたどり着きます。
つまりは、海の豊かさを守るためには、山の豊かさも一緒に考える必要があります。
また、経済発展を目指すには、地球環境や関連する社会課題を無視し続けることは出来ないでしょう。
こうした目標同士の “つながり” を見つめることで、新しいアイデアが生まれるかもしれません。
気になった方は「SDGs ウェディングケーキモデル」で調べてみて下さいね。
次回は、SDGsに取り組む企業の事例を紹介します。